wifi保護アプリは、セキュリティソフトメーカからいくつかすでにリリースされていますが、プロバイダからでははじめてniftyがwifi保護アプリをリリースしました。使い勝手、速度、制限等について確認してみました。
[toc]勝手にインストールされる?
あたりまえなのですが、勝手にインストールされることはないです。
じつはセキュリティソフト カスペルスキーのwifi保護アプリの「セキュアコネクション」の場合ははいつの間にかインストールされてしまったりします。「niftyあんしんwifiVPN」の方はそういったことはありません。
動作環境
iOS10以降
Android4.4以降
カスペルスキーのセキュアコネクションのようにPC版はありません。スマホ版のみです。
利用料金
月額280円
niftyの接続サービスにすでに加入している方は
280円→150円になります。
常時安全セキュリティ24という
niftyのセキュリティソフトを利用している
方は、280円→無料になります。
初月無料なので、実質的にはお試し期間がありますね。
niftyIDが必要
サービスを利用するには、前提としてプロバイダniftyの「niftyID」を取得する必要が
あります。niftyの会員の人は既存IDを利用可能です。
nifty会員でないひとは、わざわざID登録をしないといけないのがちょっと面倒ですね。
申し込み手続きも必要(アプリをダウンロードするだけでは利用不可)
niftyのIDを取得した上で、さらに「niftyあんしんwifiVPN」への申し込み手続きが必要です。
(niftyIDを取得しただけではログインできないのです。)
最初気づかずに勘違いしてました。
プレイストア、appstoreから「niftyあんしんwifiVPN」をダウンロードして、ログインしようと思い、
すでに取得済みの「niftyID」とパスワードを入力してもエラーが表示されてしまい、、「サービスはご利用できません」とエラーメッセージが。。
よくログイン画面の注意書きを読めば、、「サービス利用登録が必要です」よって
ちゃんと書いてあるのですが、、でもせめてサービス利用登録ページへのリンクがあって欲しい。。
わざわざniftyのページに移動して、
http://www.nifty.com/sec24/mobilevpn/
申し込みボタンを押して申し込み手続きを
別途進める必要があります。
もっかいまとめると
niftyIDを取得する。
プラス、サービス利用登録する。
その後、やっとログインして利用ができるようになります。
niftyあんしんwifiVPNの無料版はある?
無料版、機能制限版はありませんが、
初月は無料なので、
実質的には1ヶ月無料でお試しすることは
可能です。
iphone版はある?
iphone版もあります。
画面構成等まったく同じです。
使い方
wifi電波に接続すると自動でwifi保護機能が働きます。
カスペルスキーのセキュアコネクションのように、各国のIPが選択できる機能はありません。
唯一のnifty安心wifiの特徴が広告ブロック機能
速度が下がることを理由に安全性の低いwifiの電波をやむなく利用している人が多いと思いますが、多少速度が下がったとしても、その分ギガが節約できるなら、広告をブロックする分はデータ通信量がカットできるなら、この広告ブロック機能は無視はできない機能かもですね。
速度は?
キモはここですよね。。
セキュリティソフトも同じですが、
守ってくれるのは嬉しいのですが、、
カクカクしちゃうと、、導入したくないです。。
みなとみらいのスターバックス、
アイマークプレイス店内のwifiで検証したところでは、
niftyあんしんwifi保護なしで↓↓
niftyあんしんwifi保護ありで↓↓
でした。何度か試してみましたが、平均して速度は60%減ぐらいになりますね。
オンラインゲームの利用はできるのか?
VPNサービスにありがちなのが、IPが海外のものとして?認識されてしまいオンラインゲーム等のサービスを利用できないことがあったりします。
niftyのVPNサービスを利用することでIPアドレスが日本以外のものになってしまいオンラインゲームの運営側で通信をブロックしてしまうという心配はありますね。
ちなみに、同じVPNアプリのカスペルスキーの「セキュアコネクション」では日本のアクセスポイントを選択しているにも関わらずブロックされてしまうことがあります。
具体的に使えるのかどうか確認してみたところ
Gyao動画はOK
u-nextもOK
huluもOK
hangameもOKでした。
ただし、hangameについては、niftyあんしんwifiの「広告ブロック」機能を有効にすると一部ページが表示できません。
wifi電波を保護するアプリはいくつかありますが、自分が普段利用しているサービスが問題なく使えるのかどうかも導入するかの判断基準になりそうですね。